ベレッタM84 ABS製バレルのブルーイング~完成。
マルシンのベレッタM84のバレルはABS製で、そのままではブルーイングは出来ません。
そこで金属粉の入った塗装をしてブルーイングをする必要があります。
今回もG.スミス.Sの「Fe」を使用することにしました。この塗料には「シルバー」「ブラック」「ブルー」と三色あるのですが、ブラックを使用することにしました。というより、この色しか手元に無かったからというのがその理由です。本当はシルバー(プレーン)を使いたいのですが、注文するたびに品切れです。
この塗料はトイガン用としては比較的に硬化するのに時間が掛かります。説明書にも塗装後の研磨は二日ほど(もしかしたら一週間って書いてあったかもしれません)乾燥させてからと記載されています。
でもそんなに待つのは嫌なので、塗装後30分自然乾燥の後、ドライヤーで一時間ほど強制的に乾燥させます。冬場でしたらファンヒーターの前に置くという手が使えますね。
それでも完全硬化とまでは行きません。しかしその位の方が研磨を楽に行うことが出来ます。完全硬化してしまうと、この塗料はけっこう硬いのです。
研磨は400番から800番までのペーパーで空研ぎ。・・・で終了です。
HW樹脂からすれば超かんたんです。但し、塗面が薄いとすぐ地肌が出てしまいますので結構厚めに吹き付ける必要があります。
今回は、いかにもスチールブルーって感じに染めてみました。もともと配合されている金属粉が鉄ですので染めることにそれほど気を使う必要はないようです。
金属製パーツのブルーイングも行いました。400番~800番のペーパーで研ぎ直した後バフ掛け。艶ありで仕上げました。
ベレッタM84は写真で見る印象より小さい銃です。各平面部の幅が狭いためエッジがたれやすいので、面出しはその点に注意しながら作業しなければなりません。
それにしても美しいデザインの銃ですね。いかにもイタリアンって感じ。M1934とともにベレッタの中でも最もエレガントという言葉がピッタリのハンドガンだと思います。
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