ラウンドバレル
写真は荒研ぎの途中です。
…で、以前からの欲求がまたムクムクと出てきてしまいました。4inchのラウンドバレルが作りたい。ぜったいにカッコいいはず。
先ずエッジをパーティングラインに見立て、カッターナイフを垂直に立て「サクッ、サクッ」っと削ります。手で撫でて「元々は八角形だったのかもしれない」という感触になるまで「削る」というより「形成」。
その後は、以前SAAのバレルの面出しで紹介した方法で綺麗な曲面を出しました。
っていうか、こんなことバカらしくて誰もやらないような作業内容を解説しても意味ないかもしれませんね。
写真は面出しが終了したところです。
51navyに限っては何故か同じ色に染めても反射角の関係なのか、ほんのちょっとだけバレルとシリンダーの色が合ってないように見えてしまいます。
そこで今回、別々に染めることにしました。
最近凝っている方法です。
先ず、いつもよりちょっと薄く希釈したブルー液に、いつもより短い時間漬け込みました。
写真は液から取り出して乾燥させた状態です。
シリンダーのブルーイングは先に終わらせてあります。バレルに比べ、更に短い時間で終了し次の作業をしました。
フレームのケースハードンはクリアコートを待つのみの状態。
バレルのスラッジは柔らかい布で拭き取り、というか磨き取った状態です。
この後、アルミブラック塗りこみました。
で、完成です。写真よりもっと青く仕上がってます。
でもうまく色は合ってくれました。
この方法を突き詰めていけば、もっと色々と応用できるかもしれません。
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