CAW・M1860ARMY
ブログを更新をサボってる間に作った物を少しずつ紹介していく予定だったのですが、昨日完成したM1860ARMYが凄い良いモデルだったのでUPしてしまいました。
先日発売されたフルフルーテッド7.5inchモデルです。
自分としてはノンフルートのカービングシリンダーが大好きだったので、このモデルのご依頼を頂いた時は「う~ん」と思ってしまいました。
正直、実物を送っていただいた時も同じ印象たったんです。
ところが
完成したら全然違った印象に変身してくれました。
ほんとうに美しい。
眼から鱗でした。
何と言っても、このシリンダー。
組み立てた後の写真なので解りづらいのですが、柔らかいのにメカメカしいデザインなんです。
この写真はノンフルートモデルの写真。
シリンダー付近は
こんな感じ。
で、今回は
こんな感じ。
写真の角度と解像度が違いますが、雰囲気の違いが解っていただけると思います。
たったシリンダーのデザインと銃身長だけで全く違った印象です。
正直どちらも捨てがたいです。
ただ、このシリンダー、削るのが結構大変でした。
ノンフルートシリンダーを削ってこの形にしてあるのかな?って思ったのですが、専用の金型で作ってあるようで、フルート部に結構なヒケがありました。
面に乱れがあると台無しになってしまいます。
それから、今回の個体にも比較的大きな不純物(亜鉛の粒なのでしょう)がありました。
HW樹脂製モデルガンにはどの個体にも多少なりこの様な不純物が入っています。
以前はルーターで取り除いて埋めて仕上げていたのですが、経年であまりよい結果が出ないようですので、最近ははそのまま染めるようにしています。
矢印の部分がそうです。
この部分、ブルーイングの際に溶けてしまいピンホール状の穴が開いてしまいます。
こればかりはどうしようもありません。
前回のM1860ARMYも同様でした。
(実際より目立つように撮影しています、実際はここまで目立ちません。)
それを差し引いても今回のM1860ARMY、凄く美しい仕上がりになってくれました。
このコルトシングルアクションリボルバーのシリーズ、ブルーイングでツルツルになったちょっとエロいラインのバレルを撫で撫でしてやると(もちろん綿の手袋をはめて)凄い気持ちいいんです。
やっぱり大好きなモデルです。(色んな意味で・・・。)
最近のコメント